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09月17日-04号

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  1. 瀬戸市議会 1997-09-17
    09月17日-04号


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    平成 9年 9月定例会          平成9年瀬戸市議会9月定例会会議録第4号                           平成9年9月17日(水曜日)     議事日程 第17号 平成9年9月17日(水曜日)午前10時開議日程第1 9年市長提出     第34号議案 瀬戸行政手続条例の制定について日程第2 第35号議案 瀬戸非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部改正について日程第3 第36号議案 瀬戸職員退職年金等に関する条例臨時特例の一部を改正する条例等の一部改正について日程第4 第37号議案 美術品の買入れについて日程第5 第38号議案 はしご付消防自動車の買入れについて日程第6 第39号議案 瀬戸手数料条例の一部改正について日程第7 第40号議案 瀬戸老人医療費助成条例の一部改正について日程第8 第41号議案 品野台小学校移転建設事業に伴う建築工事請負契約締結について日程第9 第42号議案 品野台小学校移転建設事業に伴う機械設備工事請負契約締結について日程第10 第43号議案 品野台小学校移転建設事業に伴う電気設備工事請負契約締結について日程第11 第44号議案 (仮称)新世紀工芸館建設(建築)工事請負契約締結について日程第12 第45号議案 春雨墓苑造成整備工事請負契約締結について日程第13 第46号議案 市道路線認定について日程第14 第47号議案 平成9年度瀬戸一般会計補正予算(第2号)日程第15 認定第1号 平成8年度瀬戸水道事業会計決算認定について日程第16       請願について     平成9年     請願第1号 一〇四電話番号案内サービスの夜間、早朝廃止などをしないよう求める請願書日程第17 9年議員提出     第3号議案 郵政事業現行経営形態の堅持についての意見書日程第18 第4号議案 国民生活に必要不可欠な公共交通機関維持確保についての意見書日程第19 第5号議案 新たなる道路整備5箇年計画の策定と道路特定財源の堅持を求める意見書日程第20       愛知万博対策特別委員会調査報告について     本日の会議に付した事件日程第1 9年市長提出     第34号議案 瀬戸行政手続条例の制定について日程第2 第35号議案 瀬戸非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部改正について日程第3 第36号議案 瀬戸職員退職年金等に関する条例臨時特例の一部を改正する条例等の一部改正について日程第4 第37号議案 美術品の買入れについて日程第5 第38号議案 はしご付消防自動車の買入れについて日程第6 第39号議案 瀬戸手数料条例の一部改正について日程第7 第40号議案 瀬戸老人医療費助成条例の一部改正について日程第8 第41号議案 品野台小学校移転建設事業に伴う建築工事請負契約締結について日程第9 第42号議案 品野台小学校移転建設事業に伴う機械設備工事請負契約締結について日程第10 第43号議案 品野台小学校移転建設事業に伴う電気設備工事請負契約締結について日程第11 第44号議案 (仮称)新世紀工芸館建設(建築)工事請負契約締結について日程第12 第45号議案 春雨墓苑造成整備工事請負契約締結について日程第13 第46号議案 市道路線認定について日程第14 第47号議案 平成9年度瀬戸一般会計補正予算(第2号)日程第15 認定第1号 平成8年度瀬戸水道事業会計決算認定について日程第16       請願について     平成9年     請願第1号 一〇四電話番号案内サービスの夜間、早朝廃止などをしないよう求める請願書日程第17 9年議員提出     第3号議案 郵政事業現行経営形態の堅持についての意見書日程第18 第4号議案 国民生活に必要不可欠な公共交通機関維持確保についての意見書日程第19 第5号議案 新たなる道路整備5箇年計画の策定と道路特定財源の堅持を求める意見書日程第20       愛知万博対策特別委員会調査報告について出席議員(30名)  1番 波多野 孝 臣 君         2番 横 山 賢 三 君  3番 鈴 木 淳 司 君         4番 川 本 雅 之 君  5番 藤 井 篤 保 君         6番 堀 田 眞 澄 君  7番 中 島 校 生 君         8番 加 藤 徳太郎 君  9番 河 村 邦 彦 君        10番 伊 藤 賢 二 君 11番 杉 野 順 二 君        12番 藤 井 太 平 君 13番 加 藤 喜久彌 君        14番 馬 嶋 雅 哉 君 15番 加 藤 博 之 君        16番 林   鉦 吉 君 17番 水 野 美智子 君        18番 成 田 喜 博 君 19番 林     聡 君        20番 加 藤 三 郎 君 21番 矢 野   誠 君        22番 長 江 公 義 君 23番 塚 原 賢 一 君        24番 山 川 二三夫 君 25番 足 立 利 夫 君        26番 水 野 一 男 君 27番 中 川 和 成 君        28番 加 藤   矯 君 29番 原 田   学 君        30番 水 野 高 至 君欠席議員    な   し説明のため出席した者の職氏名    市長      井 上 博 通 君    助役      水 野   純 君    収入役     山 田 利 勝 君    教育長     加 藤 浩 松 君    市長公室長   川 本   攻 君    参事      伊 藤   毅 君    総務部長    中 尾 親 哉 君    総務部次長   永 田 正 幸 君    民生部長福祉事務所長            加 藤   宣 君    環境経済部長  加 藤 博 之 君    環境経済部次長 田 中 重 之 君    建設部長    下 方 康 史 君    建設部次長   太 田   充 君    都市開発部長  小 島 隆 史 君    都市開発部次長 磯 村 藤太郎 君    消防長     伊 里 義 紀 君    水道部長    藤 井 育 夫 君    教育次長    長谷川   勝 君    秘書課長    古 橋 隆 利 君    職員課長    鈴 木 節 男 君    企画課長    鈴 木   巧 君    社会福祉課長  加 藤 流 慈 君    商工観光課長  阪 野 崇 雄 君    庶務課長    金 森 達 三 君    監査委員    松 原 孝 美 君    監査委員事務局長水 野 國 雄 君事務局出席職員氏名    局長      川 本 浩 夫    議事課長    河 本 明 生    議事課課長補佐議事係長            伊 藤 則比佐    庶務係長    浅 埜 律 代    主査      武 藤 忠 司                         午前10時49分 開会 ○議長矢野誠君) ただいまの出席議員は30名であります。 これより継続会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配布してあります印刷物のとおりであります。 なお、議長は市長初め関係理事者の出席を求めておきましたので、御了承願います。 会議録署名議員は、先日同様14番馬嶋雅哉議員及び16番林鉦吉議員を指名いたします。 これより日程に入ります。 日程第1、第34号議案瀬戸行政手続条例の制定についてから日程第14、第47号議案平成9年度瀬戸一般会計補正予算(第2号)までの14議案を一括して議題といたします。 これらの各議案は、去る9月4日の本会議において各常任委員会に付託してありますので、この場合、各常任委員長報告を求めます。 まず、総務委員長よりお願いいたします。6番堀田眞澄議員。               (6番堀田眞澄君登壇) ◆6番(堀田眞澄君) おはようございます。 議長の御指名をいただきましたので、去る9月4日の本会議におきまして、当総務委員会に御付託になりました各議案につきまして、9月8日午前10時より委員全員出席のもとに委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 初めに、第34号議案瀬戸行政手続条例の制定についてを議題とし、理事者説明を受け、各条項にわたっての質疑がなされ、質疑を打ち切り、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 続いて、第35号議案瀬戸非常勤職員公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題とし、理事者説明を受け、質疑がなされ、質疑を打ち切り、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 続いて、第36号議案瀬戸職員退職年金等に関する条例臨時特例の一部を改正する条例等の一部改正についてを議題とし、理事者説明を受け、質疑がなされ、質疑を打ち切り、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 続いて、第37号議案美術品の買入れについてを議題とし、質疑がなされ、質疑を打ち切り、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 続いて、第38号議案はしご付消防自動車の買入れについてを議題とし、はしご車の国の配置基準や本市においても中高層建築物が増加する中、災害に対応できるかなど質疑がなされ、質疑を打ち切り、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 続いて、第47号議案平成9年度瀬戸一般会計補正予算(第2号)、歳入中当該関係収入、歳出中第2款総務費中第1項総務管理費についてを議題とし、理事者説明を受け、博覧会協会についての出資金割合職員派遣等質疑がなされ、質疑を打ち切り、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 以上が当総務委員会に御付託になりました各議案の審査の経過と結果でございます。議員各位の御賛同を賜りますようお願いしまして、委員長報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) 次に、民生文教委員長よりお願いいたします。12番藤井太平議員。               (12番藤井太平君登壇) ◆12番(藤井太平君) 議長の御指名でございますので、去る9月4日の本会議において当民生文教委員会に御付託になりました議案につき、9月8日午前10時より委員全員出席のもと慎重に審査を行った経過と結果につき御報告申し上げます。 最初に、第39号議案瀬戸手数料条例の一部改正についてを議題とし、理事者より説明を受け、質疑を行い、質疑の中で他市の動向はどうなっているのか、ホームヘルパー制度は法に基づいているので無料にするのが妥当ではないか等の質疑が行われ、質疑を打ち切り、採決を行い、採決の結果、第39号議案は賛成多数で原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第40号議案瀬戸老人医療費助成条例の一部改正についてを議題とし、理事者より説明を受け、質疑を行い、質疑の中で年間支給回数2回からふやすことができないのか、条例案中第4条第3項に規定する一部負担相当額は同項の医療保険自己負担額を超えることができないということはどういうことかと質疑が行われ、質疑を打ち切り、採決を行い、採決の結果、第40号議案全会一致原案のとおり可とすることに決しました。 続いて、第41号議案品野台小学校移転建設事業に伴う建築工事請負契約締結についてを議題とし、理事者より説明を受け、質疑を行い、質疑の中で同校の設計について特に配慮した点はどこか、制限付き一般競争入札の長所はどこにあるのか等の質疑が行われ、質疑を打ち切り、採決を行い、採決の結果、第41号議案全会一致原案のとおり可とすることに決しました。 続いて、第42号議案品野台小学校移転建設事業に伴う機械設備工事請負契約締結についてを議題とし、理事者より説明を受け、採決を行い、採決の結果、第42号議案全会一致原案のとおり可とすることに決しました。 続いて、第43号議案品野台小学校移転建設事業に伴う電気設備工事請負契約締結についてを議題とし、理事者より説明を受け、質疑を行い、質疑の中で電気設備設計の中に太陽光エネルギー利用の部分は入っているのか、設計変更は考えているのか等の質疑が行われ、質疑を打ち切り、採決を行い、採決の結果、第43号議案全会一致原案のとおり可とすることに決しました。 最後に、第47号議案平成9年度瀬戸一般会計補正予算(第2号)、歳入中当該関係収入、歳出中第3款民生費、第10款教育費、第2表継続費補正議題とし、理事者より説明を受け、質疑を行い、質疑の中で老人福祉費中の食糧費補正についてその内容はどうなっているのか、高齢者ケアサービス体制整備支援事業介護認定調査を行うが、2か月の期間で間に合うのか、その体制はどのようになっているのかの質疑が行われ、質疑を打ち切り、採決を行い、採決の結果、第47号議案全会一致原案のとおり可とすることに決しました。 以上が私ども民生文教委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果であります。同僚議員各位におかれましては、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げ、委員長報告といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) 次に、環境経済委員長よりお願いいたします。18番成田喜博議員。               (18番成田喜博君登壇) ◆18番(成田喜博君) 発言の許可をいただきましたので、去る9月4日の本会議におきまして当環境経済委員会に御付託になりました各議案について9月9日午前10時より委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査いたしましたので、その経過と結果について報告いたします。 まず最初に、第44号議案(仮称)新世紀工芸館建設(建築)工事請負契約締結についてを議題とし、理事者説明を受け、質疑がなされ、質疑の中で新世紀工芸館の前の道路幅が狭いが、駐車対策等をどういうふうに考えているのか等質疑がなされ、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 次に、第45号議案春雨墓苑造成整備工事請負契約締結についてを議題とし、理事者説明を受け、質疑がされ、質疑の中で整備される場所によっては窯業資源が埋蔵されていると思うが、どのような対応をされるのか等質疑がなされ、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 次に、第47号議案平成9年度瀬戸一般会計補正予算(第2号)、歳入中当該関係収入、歳出中第2款総務費中第7項総務諸費、第4款衛生費、第7款商工費議題とし、理事者説明を受け、質疑がされ、質疑の中で新世紀工芸館用地取得経過等質疑がなされ、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 以上が当環境経済委員会に御付託になりました各議案の審査の経過と結果であります。以上委員長報告とさせていただきます。御清聴、御協力ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) 次に、建設水道委員長よりお願いいたします。14番馬嶋雅哉議員。               (14番馬嶋雅哉君登壇) ◆14番(馬嶋雅哉君) 議長の御指名をいただきましたので、去る9月4日の本会議において当建設水道委員会に御付託になりました議案について9月9日午前10時より委員全員出席のもと委員会を開催し、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。 最初に、第46号議案市道路線認定についてを議題とし、理事者より説明を受け、質疑もなく、採決の結果、第46号議案全会一致原案のとおり可とすることに決しました。 次に、第47号議案平成9年度瀬戸一般会計補正予算(第2号)、歳入中当該関係収入、歳出中第8款土木費議題とし、理事者より説明を受け、質疑がなされ、質疑の中で道路新設改良費の中で川合塩草線のどの場所であるのか、またその工事内容についての質疑が行われ、質疑を打ち切り、採決の結果、全会一致原案のとおり可と認めました。 以上が当建設水道委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果であります。議員各位の御賛同を賜りますようお願いしまして、委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) 以上で各常任委員長報告は終わりました。各常任委員長報告に対し、御質疑はございませんか。──別に御質疑もないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 第39号議案及び第47号議案について討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。29番原田学議員。               (29番原田学君登壇) ◆29番(原田学君) 私は、日本共産党瀬戸市議団を代表し、第39号議案瀬戸手数料条例の一部改正について反対の立場から討論を行います。 今回、家庭奉仕員派遣手数料を値上げするものですが、F2、F3の世帯が対象となります。現在その対象者はF2階層で50名、F3階層で3名です。手数料アップによる自己負担額は仮に週1回2時間のホームヘルプサービスを受けた場合には、F2階層で年間3万7,128円、F3層で8,320円、合計4万5,448円、また週二、三回の利用者もあり、年間で総負担額は5万5,000円から6万円ほどの負担増となります。介護保険を待つまでもなくホームヘルパーの派遣は高齢化社会を支える重要な柱です。ことし4月1日からの消費税アップや今月からの医療保険の改悪でさらに老人の暮らしは経済的にも大変であり、北海道社会保障推進会議の調査によれば保険の改悪の影響により昨年同期に比べ患者数が16%も減少していることが明らかになっております。それに加え、ホームヘルプ事業までもの値上げは許されません。本来、ホームヘルプサービスは市民のすべてを対象とし、無料が原則であります。同僚議員各位の御理解をお願いいたしまして、反対の討論とするものです。御清聴ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) 次に移ります。8番加藤徳太郎議員。               (8番加藤徳太郎君登壇) ◆8番(加藤徳太郎君) 議長の御指名を受けましたので、私は第47号議案に反対の立場から討論を行うものです。 平成9年度瀬戸一般会計補正予算のうち万博協会への出捐金は大きな問題があります。現在の万博計画は縮小されたとはいえ、基本的にはバブル期に発想され、短期集中的な大型イベントでの地域活性化起爆剤とする古い発想のものであります。海上の森での万博会場が前提になっています。レッドデータブックに記載されているオオタカやシデコブシの貴重な動植物から身近な雑木林まで見られる豊かな生態系を持つ海上の森を改変することは明らかです。既に全国的な自然保護団体は海上の森での万博計画は見直すべきであると6月BIE総会後も声明を発表しています。また、数百年の文化と歴史を持ち海上の里に住む人々を同意のないまま追い出そうとする計画でもあります。 このような中、海上の森での万博開催を前提とした万博協会への出捐金の支出は認められるべきではなく取りやめるべきです。第2に、市民負担の増大を招くものであり、認められるべきではありません。既に、第2次橋本内閣においても公共事業の7%削減が決定しているとき、国家事業と言われる万博といえども例外ではありません。橋本首相みずから万博当選後、精神的応援はしたい国にはしかし金がないと明言しています。95年閣議了解により万博跡地を利用した新住や学研都市構想などの長期地域整備事業万博事業とは別にされ、地元自治体負担とされています。インフラ整備を求めれば求めるほど6か月間の万博事業ではなく地元負担事業とされるようになっています。ますます地域住民負担を増大させるものになります。万博協会へ出資、寄附することはこれまで市長が主張してきたことに反し、万博事業へ直接的な負担を負うものであり、このような支出は認めるべきではありません。この支出は今後の万博事業への直接的負担を負うことになるきっかけともなるものであり、反対するものです。 最後に、第3にこの万博協会への支出が極めてあいまいな根拠によるものであり問題であります。9月3日の設立準備会において瀬戸市分は150万円との決定がされています。なぜ200万円の予算を組まなければならなかったのか、その根拠は明らかにされておりません。地方公共団体合理的基準により経費を算定し、予算計上しなければならないという地方財政法第3条に違反するものであり、反対するものです。見返りのないまま一方的な寄附を行い、市民負担を増大させる万博協会への出捐金支出は取りやめるべきです。 以上、第47号議案に反対する討論とし、同僚議員の賛同を求めるものです。御清聴を感謝します。 ○議長矢野誠君) これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、第34号議案採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、第34号議案原案のとおり可決されました。 次に、第35号議案から第38号議案までの4議案を一括して採決いたします。 以上の4議案に対する委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、第35号議案から第38号議案までの4議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、第39号議案採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長矢野誠君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、第39号議案原案のとおり可決されました。 次に、第40号議案から第43号議案までの4議案を一括して採決いたします。 以上の4議案に対する委員長報告は、いずれも可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、第40号議案から第43号議案までの4議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、第44号議案から第46号議案までの3議案を一括して採決いたします。 以上の3議案に対する各委員長報告は、いずれも可決であります。各委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、第44号議案から第46号議案までの3議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、第47号議案採決いたします。 本案に対する各委員長報告は、いずれも可決であります。各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長矢野誠君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、第47号議案原案のとおり可決されました。 日程第15、認定第1号平成8年度瀬戸水道事業会計決算認定についてを議題といたします。 本決算については、去る9月4日の本会議において決算特別委員会に付託してありますので、この場合、決算特別委員長報告を求めます。14番馬嶋雅哉議員。               (14番馬嶋雅哉君登壇)
    ◆14番(馬嶋雅哉君) 議長の御指名をいただきましたので、去る9月4日の本会議において決算特別委員に選出されました委員全員出席のもと9月11日午前10時より委員会を開催し、御付託になりました認定第1号平成8年度瀬戸水道事業会計決算認定についてを議題とし、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、監査委員より当決算の審査報告を受け、続いて理事者より詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。質疑の中で料金値上げのベースになった収入支出をどう分析したのか、建設改良工事において地方公営企業法に基づく契約方法のあり方、石綿管布設替えに関して財源的な面からも今後どのように進めていくのか、減価償却費と支払利息を合わせた負担のピークはいつになるのか、また支払利息に対しての考え方について、一般会計からの補充についての基本的な考えと今後の方向性について、水道原水の汚染について厚生省の指示に基づくクリプトスポリジウム対策の内容と白岩浄水場の今後について、96年度の給水停止の件数とその審査基準、手続方法について、第6期拡張計画の財政規模を含めた計画概要について、有収水量の現状と引き上げ努力について等々、委員より活発な質疑がなされた後、質疑を打ち切り、採決の結果、賛成多数で認定第1号平成8年度瀬戸水道事業会計決算認定することに決しました。 以上が決算特別委員会に御付託になりました議案の審査の経過と結果であります。議員各位の御賛同をお願いいたしまして、委員長報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) 以上で決算特別委員長報告は終わりました。委員長報告に対し、御質疑はございませんか。──別に御質疑もないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 認定第1号について討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。30番水野高至議員。               (30番水野高至君登壇) ◆30番(水野高至君) 私は、日本共産党瀬戸市議団を代表して96年度瀬戸市水道事業会計の認定について、反対の立場から討論を行います。 反対の理由は、消費税について食料品等生活必需品は非課税にすべきであるとの立場から水道料金の消費税転嫁に反対するからです。 以下、決算審議を通して若干指摘と要望をしておきたいと思います。水道料金値上げのベースになった96年度予算の決算であることから収入、支出をどのように分析したのか問われると思います。料金値上げの理由のうち96年度予算を執行した場合、97年度予算の留保資金が確保できない状況になるので、料金値上げの幅を決める一因である旨の説明がありました。結果は、総給水量で前年比1.4%の伸びを示したことも赤字縮小の要因になりましたが、修繕費の余りなど引当金に積み立てずに不用額に残したことや建設改良費の執行率67.5%と低いことなどにより建設改良費不足分を充当させる留保資金に余裕ができたことなど料金値上げの試算は支出を多目に見積もっていたことを指摘をしておきたいと思います。 次に、決算審査意見書の説明の際、監査員より3条の減価償却費が大きくなり経営の硬直化をもたらしている旨の指摘がありました。私もそう思います。第5期拡張事業の減価償却費や支払利息、開発者負担の原則から住都公団等の区画整理などによる配水施設等の受贈財産の減価償却費が水道会計の重い負担になってきています。今後ともこうした負担をすべて水道料金コストに上積みをして、料金値上げの根拠にしてよいかどうか検討する必要があります。その一つは、受贈財産の減価償却については、前回の決算で指摘しましたように、政策的に減価償却をしなくてもよいという法的根拠があるわけですから、区画整理事業等の新市街地開発の計画とのかかわりで減価償却費の落とし方について検討すべきことを求めておきます。 二つ目に、減価償却費や企業債の支払利息の重い負担を軽減するために地方公営企業法で認められている一般会計による経費の負担については、その方法、ルールをつくることが求められます。決算審査意見書で経済性への発揮及び公共性の確保を主眼として考察したとあります。このことは水道事業は民間のような独立採算性ではないということであります。したがって、地方公営企業法で公共性の確保から一般会計の経費の負担を認めているのであります。地方公営企業法の一般会計の経費の負担について、法の逐条解説を少し引用をしてみます。 一般には、公営企業が赤字を生じた場合に、その生じた赤字を補てんするような方法ではなく公営企業の実態に即してあらかじめ一般会計において負担する方法及び金額を明確に定めておき、その額については一般会計が責任をもって負担し、それ以外の経費については企業に責任を持たせる方法が望ましいとしています。そして、出資か負担かという問題については、一般会計における負担の目的が減価償却をなすべき施設にかかわるものである場合には出資金として、そうでない場合には負担金として負担することが適当である。負担金によって取得した資産については減価償却をしないことができるとされているため料金コストを引き下げるという目的からいえば出資金よりも負担金の方が効果的である。一般会計における負担は以上の負担方法のうち、いずれか一つによらなければならないというものではなく、必要に応じて二つ以上の方法を併用して負担することができるものである。 また、一般会計の負担は企業会計の資本的収支及び収益的収支のいずれに対しても行っても差し支えないとあります。このことから本市の場合、石綿管の布設替えについて出資していますが、支払利息についてもあらかじめ補てんルールを決めて、料金コストを引き下げることができるというものです。 以上の逐条解説から考えられることは、計画されている第6期拡張事業についても企業債だけではなく、一般会計への負担金や支払利息の補てん等を検討すべきと考えます。要は、そのコストをすべて水道料金にかぶせるのではなく計画的なまちづくりを進めると言われるなら市民負担を軽減するための一般会計の負担ルールをつくるべきであると要望をしておきます。 三つ目に、貴重な自己水源である白岩浄水場が98年度末で原水汚染施設補修等などの理由により閉鎖される方向とのことですが、県水の空料金が1億3,000万円もある中で単純に県水依存率を高めていくだけでよいのか、慎重な検討が必要であると思います。 なお、下痢等の感染症を引き起こし、時には人命にかかわるというクリプトスポリジウムの汚染対策について厚生省からその対策の指示があったとのことですが、現行のろ過方式と滅菌方法で大丈夫か、総点検し、対策をとることも求めておきます。 以上、水道会計決算認定についての反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 認定第1号を採決いたします。 本決算に対する決算特別委員長報告認定すべきであるとするものであります。委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長矢野誠君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、認定第1号は委員長報告のとおり認定することに決しました。 日程第16、請願についてを議題といたします。 平成9年請願第1号は、去る9月4日の本会議において議会運営委員会に付託してありますので、この場合、委員長報告を求めます。26番水野一男議員。               (26番水野一男君登壇) ◆26番(水野一男君) 議長の御指名をいただきましたので、去る9月4日の本会議において当議会運営委員会に御付託になりました平成9年請願第1号一〇四電話番号案内サービスの夜間、早朝廃止などをしないよう求める請願書について、9月10日午前10時より委員全員出席のもとに審査をいたしましたので、その経過と結果について御報告をいたします。 まず、採択すべきであるという意見については、視覚障害者の方が問い合わせ等をする場合、今まで使用していた104の番号は指が記憶をしておると、そういう意味からも深夜廃止や変更があれば非常に都合が悪く、この意味を含め生活必需品の電話番号案内なので夜間、早朝廃止をしないように、24時間従来どおり使えるようぜひ採択をという意見がございました。 一方、現実問題として夜間の案内サービスの利用度の問題もある、また緊急時の対応も講じられていくのではないか、またいろいろな関係で民営化という状況の中で、NTTの場合も細分化の方向性があることを考えると採算性ということは民営の立場からいえば度外視することはできないと、現実対応を含めて応分の負担はしていただく中で24時間体制の方もしっかりしていってもらう必要があろうという反対意見もございました。 以上のような議論を踏まえ、いま少し時間をいただいて調査研究の必要があるということで当請願については継続審査とすることに決しました。 以上申し上げ、委員長報告といたします。ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) 以上で委員長報告は終わりました。委員長報告に対し、御質疑はございませんか。──別に御質疑もないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。 これより採決に入ります。 本請願に対する委員長報告は閉会中の継続審査であります。委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、平成9年請願第1号は閉会中の継続審査とすることに決しました。 日程第17、議員提出第3号議案郵政事業現行経営形態の堅持についての意見書、日程第18、議員提出第4号議案国民生活に必要不可欠な公共交通機関維持確保についての意見書、以上の2議案を一括して議題といたします。 お諮りいたします。 以上の2議案については、会議規則第35条第2項の規定により提出者の説明委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2議案については提出者の説明委員会付託を省略することに決しました。 これより採決に入ります。 議員提出第3号議案及び第4号議案の2議案を一括して採決いたします。 以上の2議案は、いずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出第3号議案及び議員提出第4号議案の2議案は、いずれも原案のとおり可決されました。 ただいま議決されました意見書は後刻、関係方面に提出いたします。 日程第19、議員提出第5号議案新たなる道路整備5箇年計画の策定と道路特定財源の堅持を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第2項の規定により提出者の説明委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、本案については提出者の説明委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 議員提出第5号議案について討論の通告がありますので、この場合、討論を行います。 発言を許します。29番原田学議員。               (29番原田学君登壇) ◆29番(原田学君) 議長の発言許可を得ましたので、私は日本共産党瀬戸市議団を代表し、平成9年議員提出第5号議案新たなる道路整備5箇年計画の策定と道路特定財源の堅持を求める意見書について反対の立場から討論を行います。 同意見書は国の第12次道路整備5箇年計画の推進を促すものですが、果たしてその内容が全面的に認められるものとなっているのでしょうか。計画では今後最終年度の2002年、平成14年度末までに高速道路、高速自動車国道など高規格幹線道1,361キロメートル、地方高規格道路456キロメートルを新たに整備し、高規格幹線道路は最終目標を1万4,000キロメートルとし、2002年までに8,626キロメートルの完成を目指すものです。その中には千歳夕張間などの北海道横断道路では3区間、常磐道路では2区間を初め全国で21路線、44区間、計883キロメートルを新たに開通させる予定です。総事業費を78兆円と見込み、そのうちの一般道路整備には29兆5,000億円とされ、40%にも満たない状況です。 一方、全国各地で高速道、高規格道路の赤字が出ております。今求められているのは高規格道路などの公共事業全体の見直しではないでしょうか。建設省はこの8月全国18か所のダム計画の中止、休止を決定いたしました。高速道、地方高規格道路の計画そのものの見直しが求められております。また、本来住民や自治体の要望の高い一般地方道の建設、維持管理にこそ予算の配分について考慮するべきではないでしょうか。また、建設省は財源確保のためガソリン税、揮発油税などの特定財源化を維持し、その延長を図り、道路建設の促進を図ろうとしておりますが、その結果、モータリゼーション中心の社会を生み出したことは明らかです。大気汚染などの公害問題や道路の渋滞、交通事故などを引き起こし、農村都市の過疎過密など都市交通問題までに至っております。住民の交通権を確保するため今日ほど公共交通の充実が叫ばれているときはありません。過度なモータリゼーションを引き起こさないためにも道路財源としての揮発油税などの一般財源化が求められております。 さらに、環境創造都市を目指す都市としても、ことし12月1日から地球の温暖化防止のために開かれる気候変動に関する国際連合枠組条約第3回締約国会議に向けて政府に対し、責任ある二酸化炭素濃度の数値を明確にするように働きかけをすることが必要ではないでしょうか。 以上、同僚議員各位の御理解をお願いいたしまして、反対の討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) これにて討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議員提出第5号議案原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) ○議長矢野誠君) ありがとうございました。起立多数であります。よって、議員提出第5号議案原案のとおり可決されました。 ただいま議決されました意見書は後刻、関係方面に提出いたします。 日程第20、愛知万博対策特別委員会調査報告についてを議題といたします。 本件については、委員長より調査終了の旨の申し出がありましたので、この場合、委員長報告を求めます。20番加藤三郎議員。               (20番加藤三郎君登壇) ◆20番(加藤三郎君) 議長より御指名をいただきましたので、愛知万博対策特別委員会において調査をいたしてまいりました経過及び結果を御報告させていただきます。 当委員会は、平成7年6月定例会会議において本市南東部地区の候補地として愛知県が発表した2005年国際博覧会誘致の考えをもとに、開催候補地として今後誘致推進に向けて、いかにあるべきかの調査研究を付託されました。以後、2年余、延べ10回にわたる委員会の開催を初め候補予定地の視察、先例視察として大阪万博の博覧会協会とけいはんなプラザの視察などを通して博覧会場整備構想と万国博覧会候補地区都市整備構想を中心とした本市南東部地区のまちづくりについて、博覧会構想と開催後の地域整備、周辺地域への波及効果などの調査研究を進めてまいりました。 また、国際博覧会及び南東部地域のまちづくりに関しての愛知県への要望事項22項目、44事業について報告を受け、確認をいたしてまいりました。そして、皆さんも御承知のとおりことしの6月12日、モナコで開催されたBIE総会において日本愛知県瀬戸市での国際博覧会開催が決定をいたしました。このことにより平成6年9月議会において決議された21世紀万国博覧会誘致決議をもとに調査研究活動を行ってきました当委員会の当面の役割は終えたものと当委員会の総意として結論し、特別委員会の調査を終了いたしたいと考えております。しかし、市議会としては今後とも2005年を目標に具体的な内容をもって国際博覧会の開催成功に向け、新たな対応が求められるものと考えますので、市民の声に十分耳を傾け、議会としての機能を発揮していくため新たな対応をお願いして、当委員会の2か年余にわたる活動の報告といたします。 以上をもって当委員会に付託されました事項についての調査の経過及び結果でございます。同僚議員の御賛同をお願いいたしまして委員長報告とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長矢野誠君) 以上で委員長報告は終わりました。委員長報告に対し、御質疑はございませんか。──別に御質疑もないようでありますので、これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件の委員長報告は調査終了の報告であります。本件は委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長矢野誠君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 以上で今期定例会に付議されました案件はすべて議了いたしました。 これにて平成9年瀬戸市議会9月定例会を閉会いたします。 御苦労さんでございました。                         午前11時39分 閉会       地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する       平成  年  月  日       瀬戸市議会議長       瀬戸市議会議員       瀬戸市議会議員...